福州―中国では有名な老街「三坊七巷」を擁する街

中国語に老街という言葉があります。伝統的な建物が残る旧市街のことです。戦前の面影を残す台湾の九份老街などは日本でも有名ですね。
もちろん中国にも老街がたくさんあります。今回は中国では有名な老街の一つ三坊七巷を擁する街、福建省の福州をご紹介します。

福州

中国の老街は「老」のレベルが違います。ここ三坊七巷の街が形成されたのは唐代。八世紀中頃の安史の乱を避けて儒学者たちが移り住んだのが始まりで、悠に千二百年以上の歴史を誇ります。
三坊七巷には当時の街並みが残っているのです。八世紀といえば日本が盛んに遣唐使を派遣していたころです。阿倍仲麻呂が見ていた景色をこの二十一世紀に自分の目で直接見られるのです。

早速三坊七巷を散策しましょう。古民家の並ぶ路地を抜けると中心の南後街に入ります。
南街は街並みの美しさもさることながら福州の美食が集まっていることでも有名です。地元民の友人に教えてもらった福州料理の中で特に美味しかったものを厳選してご紹介します。

まず絶対に外せないのが肉燕です。豚肉と魚肉を混ぜた餡入りのワンタンです。プリップリの食感がたまりません。

次に魚丸もお勧めです。魚丸とは魚のすり身団子のことですが、福州魚丸は団子の中に肉の餡が入っているのが特徴。こちらも肉と魚を両方味わえる贅沢な料理です。

喉が乾いたら橄欖汁を飲みましょう。橄欖とはオリーブのことで、橄欖汁はオリーブのジュースです。オリーブってどんな味か想像できますか?
甘酸っぱいすっきりした味わいです。油を取るだけじゃなかったんですね、オリーブ。

お腹が満たされたところでもう一度南後街の街並みを見渡してください。木造二階建ての伝統的な建物に赤い提灯を吊るしていかにも中国風ですが、正面の屋号をよく見ると「星巴克咖啡」。これ、スターバックスコーヒーです。
もしも唐代にスタバがあったら、という空想を見事に現実化しています。もう一つ同じような木造家屋にどこか見覚えのあるMのマーク…。そうですマクドナルドです。マクドもしっかり唐代仕様です。

また南後街にはお茶屋さんもあります。福建省は烏龍茶の産地として有名ですね。烏龍茶もぜひ飲んでいただきたいところですが、ここ福州はジャスミン茶の名産地でもあります。
ジャスミンといえばディズニー映画アラジンのヒロインの名前ですし、昨今のジャスミン革命などもあって中東のイメージが強いと思います。

実際ジャスミンはアラブからムスリム商人を介して中国に伝わりました。泉州の項目でもご紹介したように、福建省はアラブ世界と中国の交差点です。

ジャスミンティー
アラブのジャスミンと中国のお茶がここ福州で出会い、香り高いジャスミン茶が誕生したのです。ぜひここ福州で二つの文明が織り成す香りを楽しんでください。

福州は日本ではあまり有名な観光地ではありませんが、千年もの長きにわたって伝統文化をしっかり受け継いできた街なのです。
あなたも日出ずる国を飛び出して、壮大な歴史ロマンを肌で感じてみませんか。

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